先輩社員インタビュー
『敬意を持って動物たちに向き合う』
現在、職場副責任者として活躍
東日本事業部
H.Kさん(2001年中途入社)
【エーテックとの出会い】
別業界の仕事を退職し、次の仕事を探している際に偶然エーテックの求人を見つけました。もともと動物が好きだったので、未経験でしたが実験動物という仕事にも興味を持ちました。最初は洗浄業務のパートとして入社しましたが、人手が少なかったこともあり飼育室でケージの交換も手伝っていました。その後は飼育管理もさせていただくようになり、当時の職場責任者の方からのご指導やご協力を頂き、実験動物2級技術者を合格しました。【学ぶほど自分のスキルに】
動物が好きで動物に携われるということもありますが、動物自体の知識だけでなく、空調や器材滅菌、清掃消毒などそのほかのことについても知っておく必要があります。そのため勉強は欠かせないものになりますが、その分いろんなことを学べることが面白く、モチベーションになります。私の場合は資格取得から始まり、微生物クリーニング技術、実験に関係する放射線の知識などを学ばせていただきました。学べば学ぶほど自分のスキルとなり、他の職場でも活かすことが出来ます。他の職場責任者の方々からお話を聞くと私よりも苦労されており、その分勉強もされているので、私も刺激を受けて勉強しています。【長年勤務している理由】
長く仕事ができる理由は一言でいうと本当に「ご縁」だと思います。エーテックに入社したこと、教えていただいた先輩方、支えて下さる同僚、いろんな人に恵まれてきたと思います。この仕事を続けたいと思ったことは、実験動物に寄り添っていきたいと思ったからです。動物を扱って実験をしていくと、その動物を使っていると同時に、動物は道具ではなく生き物ですので、対等に敬意を持って接する必要があります。動物実験に携わるということは「生と死」を見なければいけない職場でもあります。生まれたときからモノと情報が溢れた現在、薬などの便利なものは一体どこから来ているのか、どういう人たちが関わっているのか、そして犠牲になる動物たちの存在があることを知ってほしいです。